【人生を変える本】20代にしておきたい17のこと

 

良い本との出逢いは大袈裟でなく、人ひとりの人生を大きく変えてしまう。

こんにちは🌱
哲学✖️旅人✖️セラピスト もちださおり です。

今日、あなたにお話したいこと。

それは

人生の、できるだけ早い段階で
あなたの人生を変えてくれるような「特別な本」に出逢うことを
強く、それはもう強く、おすすめしたいっ、というお話です😌

おすすめするのには理由があって。

そうです、私は幸運なことに22才の時に
そんな特別な本に出逢えたおかげで
文字通り人生が変わり
10代の頃に描いていた「大人になった自分」の人生とは
全く想像もしていなかった場所にいて

当時、想像していた「大人になった自分」よりも
遥かに自由に、楽しく、瑞々しい時間を過ごせているから。

これから書いていくのは、私にとっての「人生を変えてくれた本」の紹介と
哲学科出身🔸セラピストである私が、実際に経験したお話です。


私にとっての人生を変えてくれるきっかけになった本は

『20代にしておきたい17のこと』(本田健/大和書房/2010年)

著者である本田健さんは、投資家であるとともに
自己分析を通して個人の本当の幸せと豊かさを知り、そしてその豊かさを育んでいく
自己啓発に焦点を当てている世界的な作家さんです。

たくさんの本も出されているし、YouTubeもされてて、
クラブハウスでもお声が聞けたりします♪(いい時代!)

▶️本田健さんの公式サイトhttps://www.aiueoffice.comy

彼の代表作は「ユダヤ人大富豪の教え』だけど、
読書初心者の方、特にまだお若いあなたにも読みやすいのは
「しておきたい17のことシリーズ」かなと思うのです。

この記事の「20代にしておきたい17のこと」も、このシリーズのひとつ。
各年代ごとに本が出てますヨ。

文庫本だし、簡単に読めるから騙されたと思って何も言わずに読んでみてほしいけど笑
ここでは本当にざっくりと、タイトルにある17の項目だけ書いてみますね。

※全部ではないけれど、けっこう意識して実践してきたつもりなので
各項目の細かいことはまた別の記事で一つ一つ、書いていこうかなと思ってます!


1.人生最大の失敗をする
2.大好きなことを見つける
3.一流のものに触れる
4.人生を100%楽しむ
5.死ぬほどの恋をする
6.一生涯の親友を見つける
7.両親と和解する
8.自分のルーツ、原点を知る
9.才能のかたちを知る
10.専門分野を持つ
11.メンターを探す
12.人生が変わる本に出逢う
13.質問力を鍛える
14.お金と時間の管理を学ぶ
15.没頭できる趣味を見つける
16.異文化に触れる、旅に出る
17.運について学ぶ


こんな感じです。どうでしょう、ここだけでも心が熱くなりませんか。

ちなみに私がこの本に出逢ったのは、大学4年生の秋。

2010年の秋、22才の時、今も忘れない、京都の某書店で。
今思うと出版ホヤホヤで出逢えてたのね😌(うれしい)

リーマンショックの影響で、いわゆる就職氷河期に続く不景気で
日経平均株価が8,000円代だったあの頃。

某有名大学で哲学を専攻していた私は、高い理想を胸に抱き、
意気揚々と就職活動に励み、

そして、コテンパンに敗れた。

自分がどんな人間で、どんなことが得意で、
社会に出てどんなことを成したいか、貢献したいのか、できるのか
何者であるかも、何者になりたいのかもわからぬまま
身の丈以上の大手企業に挑み、そして、文字通り、ふるい落とされ続けた。

22年の短い人生を振り返り、つたないながらも精一杯の自己分析をして
血眼でエントリーシートを書いて書いて書いて、
みんなと同じ格好をして、大人受けする「イイ子」に見えるような
THE 就活メイクをして心を奮い立たせ
自分でない何者かのフリをして笑顔を貼り付けながら黒いヒールを踏みしめて歩く。

そうやって挑んでも挑んでも、届くのは定型文のお祈りメール。

「嗚呼、私の存在は、こんなにも社会にとって無価値だったのか」

社会に出る前に、知りたくもない社会の現実を突きつけられた。
心を病みかけた私は、心配された家族に実家へ戻るよう言われ、しばし療養。

その後、戻る予定もなかった地元企業への就職が決まり、就活を終えた。

働き場所があるのは、嬉しかった。
進路が決まり、必要としてくれる場所がある。その事実は、ありがたかった。
大学に行かせてくれた両親に対して大きな恩があって
どうしても「正社員」という結果だけは残したかったから。
それと自分自身のプライドのためもあったと思う。

だけど、安堵とともに
私の心は、魂は、たしかに、ひっそりと
死にかけていた。

モラトリアム(※)終了のアラームが鳴っている
※学生など社会に出て一人前の人間となるのを猶予されている状態

華やかさのカケラもない、見知った地元での就職。
小学生の頃に夢見ていた「大人になった自分」には程遠い現実。

社会に出たら、好きな時に旅に出る時間すら自由に選べず、拘束され
我慢しながら、いつしかその我慢にすら慣れ、年老いていくのだろうか。
鮮やかさを失った灰色の世界で、会社のため家族のために一生懸命に働いて、
そして、ほどほどの恋をして、結婚して、子どもを産んで、生きていくのだろうか。

ああ、つまらない。なんと惹かれない。
楽しい未来が、一つもイメージできなかった。

大学卒業を控えた秋、そんな静かな絶望の淵で、運命のようにこの本に出逢った。

雷が、身体を貫いた。
目から鱗ってこういうことなんだと、体感した。

「大人になっても、夢を描いてもいいんだ!」

いろんなものを諦めなくていいんだ、
死ぬほどの恋を望んでもいいんだ
人生を楽しんでいいんだ!!自分で選んでいいんだ!

何を当たり前のことを、と思う人もいるかもしれない。

それでも、私みたいに感じている人もいるんじゃないかな、とも思う。
(そんなあなたにこそ、この声が届いてほしいなと思う)

この本に出逢ったから、就職を蹴って世界一周の旅に出た、とかではないのです。
このあと、しっかり地元に戻り、お勤めしたんだよ。

だけど、社会に出る直前に、この本に出逢えたおかげで、
自分の置かれた世界が全てじゃないと知れたから、
人生は自分で切り拓いていけることを知れたから、
自分の人生に限界を引かずに、諦めないでいいことを知れたから、
自分が思っていた世界の外側に
もっともっと大きな世界が広がっていることを知れたから。

だから頑張れた。

自分の人生を諦めず、望む未来から目を背けずに挑戦者でいられた。
挑戦するからこその、また別の種類の苦しみはあったけれども。

それでもそれはご褒美のある愛おしい苦しみ。
ここまで読んでくれたあなたにも、ぜひとも味わってほしい苦しみ。

その過程で、天職であるセラピストの仕事に出逢えて
10代の頃やり残した海外長期滞在の夢も叶えて、
刺激的で魅力的な人々や本と出逢って、今もなお、世界がどんどん拡大し
むしろ加速していて、

10年前には想像できなかった楽しい毎日を、
10代の頃よりも鮮やかな人生を、今生きている。

そんな、きっかけになった私の人生を変えてくれた一冊の本。

『20代にしておきたい17のこと』

今、ピンときたあなたに、ぜひ読んでほしい。
でも、この本でなくてもいいの。映画でもいいし、なんでもいい。
あなたがあなたらしく、望む未来を選ぶきっかけになれれば、なんでも。


ではでは、最後にこの記事のまとめ。

良い本との出逢いは大袈裟でなく、人ひとりの人生を大きく変えてしまう。
人生は有限だよ。
自分が自分として、健康に、自由に生きられる時間は、みんな平等に有限。

だからこそあなたには、人生のできるだけ早い段階で
あなたの人生を変えてくれるような「特別な本」に出逢ってもらいたい。
あなたが本当に望む場所で、少女のような無邪気な笑顔で

輝いて生きてほしいと願ってやまない。

それが、哲学セラピスト もちださおり が望む
本当の癒し、なのです。

ここまで読んでくれてありがとう。
ではまた次の記事で☺️🌱
ごきげんよう☀️